筑西市にある「しもだて美術館」で、「第6回筑西市小中学生秀作ポスター・絵画展」が、2023年5月7日（日）まで開催されています。

会場には、県西地区、全国の様々な展覧会で入選、入賞した秀作、約100点が展示されています。

今回で6回目となるこの展覧会は、第二の板谷波山、森田茂となる優れた芸術家を輩出する事を願って始まったそうです。

展示室は、150ルクス以下の明るさにし、普通の美術作品を展示するのと同じスタイルで展示され、子ども達にも通常の美術館の雰囲気を感じてもらっています。

早速、見させていただくと、子ども達の豊かな感性に驚かされました。まるで夢の世界にいるような想像力豊かな作品が沢山並んでいました。

こちらは、茨城県交通安全ポスター作品コンクール優秀賞「稲川夢乃」さんの作品です。この日は、展覧会に飾られた作品をお母さんと一緒に見にきていました。

稲川夢乃さんは、「絵を描くのが好きで、毎日、何か描いています。作品が入賞すると、嬉しいし、もっと描きたい気持ちが湧いてきます！」と話をしてくれました。

同時開催されている、「春季所蔵品展・陶の詩人」も見させていただきました。（「春季所蔵品展・陶の詩人」は入館料がかかります。）

間近で見ると、素晴らしい作品に思わず、「うわぁー」と声が出てしまう位の感動がありました。今まで知らなかった芸術の世界が広がりました。

「しもだて美術館」学芸員の柴沼裕子さんからコメントをいただきました。

「沢山の子ども達に来ていただき、同世代の作品や筑西市の芸術家の作品を見て、いいものを吸収し、目標にしてほしい。また、大人の方には、子どもの頃のピュアな感性を感じて色々な発見をしてほしいです。」

皆さんも、小さな芸術家、そして、筑西市の芸術家の作品をご覧に「しもだて美術館」へ行ってみませんか！？

「しもだて美術館」はこちら↓

前の記事へ

記事一覧へ

次の記事へ