【筑西市】筑西夏の風物詩「下館盆踊り大会」が8/15,16に開催されます！

「下館盆踊り大会」が2023年8月15日（火）16日（水）の2日間、地域交流センター、アルテリオ前広場で開催されます。（15日:雨天中止、16日:雨天順延）

開催時間中は、アルテリオ前交差点付近も一部歩行者天国となり、出店等もあります。

4年ぶりの開催となる、今回、開催前には、下館郷土民謡保存会主催による踊りの講習会が行われていました。

講習会では、下館郷土民謡保存会代表の園部力さんが中心となり、盆踊り大会で踊る「下館音頭」と「笠抜き踊り」の練習が行われました。

「下館音頭」は、戦争中、下館に疎開していた西条八十先生が、町への愛着の想いを込めて作詞し、プレゼントしたものだそうです。歌詞にも注目して聴いて欲しい踊りです。

「笠抜き踊り」は、町出身の勘治が、上州で知り合った無宿者を連れ帰り、家業の博労を引き継ぎ堅気になった証に、出入りする旦那衆の庭先で、腰を低くして笠を抜く振りを入れ踊りにしたものだそうです。腰をかがめて、花笠を使った技巧を凝らした踊りが魅力的です。

この日、講習に参加していた皆さんにお話を聞いてみると、筑西市役所職員の女性お2人は、「当日は、沢山の方が参加するので、地域の方と交流出来るのが楽しみです。楽しく踊れたらいいなと思います。」

お母様が下館音頭の歌い手で、一緒に踊りで盛り上げてきた、田口洋章さんは、「子どもの頃から傘抜き踊りが大好きです。4年ぶりの踊りが楽しくて仕方ないです。」

盆踊り当日、下館音頭の歌い手として参加する歌うお母さんこと、nananさんは、「下館への愛あふれる下館音頭、この曲を初めて聴いた時、地元に素晴らしい歌があることに感激しました！郷土民謡を後世へ大切に伝えていけるように歌い続けていきたいです！」

「下館音頭は、下館の宝です。歴史ある郷土芸能を継承し守っていきたい。」と、熱い想いで、講習会で、参加者の指導をされていた、下館郷土民謡保存会代表の園部力さんは、「個人でも、グループでも参加出来ます。とにかく一度参加してほしい！踊ってみると楽しさがわかります！みんなで楽しくやりましょう！」とお話してくださいました。

また、筑西市観光協会会長で、下館盆踊り実行委員長の鈴木勝家さんは、「初日オープニングアクトととして、和太鼓グループ和太鼓鼓幸が和太鼓の演奏を披露します。下館音頭、笠抜き踊り、郷土民謡保存会による太鼓や笛の演奏、唄はもちろん、各団体による趣向を凝らした踊りなど、見所満載です。また、大会では、市長賞や会長賞なども用意されていますのでぜひ多くの方に参加して欲しいです。」と話してくれました。

ぜひ、皆さんも、今年のお盆は、筑西の夏の風物詩「下館盆踊り大会」の会場にお越しください！

「下館盆踊り大会」の会場となる「地域交流センター」はこちら↓